News
ニュース & トピックス

ニュースリリース 2022.02.01

大阪・関西万博開催予定地 夢洲でのローカル 5G を活用した実証実験の参画について
~ 港湾業務の業務効率化・生産性向上に向けた取り組みを支援 ~

株式会社ネクストジェン(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員 社長:大西 新二)は、総務省「令和3年度課題解決型ローカル 5G 等の実現に向けた開発実証」において、西日本電信電話株式会社(代表取締役社長 社長執行役員 小林 充佳、以下「NTT西日本」という。)が代表機関を務めるコンソーシアムの実証実験への参画を発表いたします。

背景
当社は、2019年に国内初となるローカル 5G の屋内外実証実験に参画して以降、複数の大手企業のローカル 5G 実証実験に携わり経験を蓄積してまいりました。
2020年にはエクシオグループ株式会社との共同検証を経て、ローカル 5G システムのデモ・実証環境の提供を開始しております。

このたび、総務省が実施する「課題解決型ローカル 5G 等の実現に向けた開発実証」に係る実証事業の公募にNTT西日本が代表機関を務めるコンソーシアムのプロジェクトが採択され、当社は実証実験やデモ環境構築の実績等から、NTT西日本より技術実証および関連業務を受託いたしました。
当社はこれまでの実務で蓄積した技術ノウハウを基に、実験計画立案から実施まで技術実証全体を担当し、エクシオグループ株式会社、日本電通株式会社と連携のうえ実行いたします。
当該プロジェクトは関西エリアの港湾業務で初となるローカル 5G の Sub6 帯(4.8GHz 帯~4.9GHz 帯)を活用した港湾業務の効率化・生産性向上に向けた実証実験で、大阪・関西万博予定地の夢洲で実施されております。

令和3年度「課題解決型ローカル 5G 等の実現に向けた開発実証」に係る実証提案の公募の結果

実証実験について
実証件名:港湾・コンテナターミナル業務の遠隔操作等による業務効率化・生産性向上の実現
周波数: 4.8~4.9GHz 帯( 100MHz 構成: SA 方式 利用環境:屋外)
実証概要:国際海上物流において重要な役割を担うコンテナターミナルにおける大型コンテナ船の寄港の増加による 荷役時間の長期化、コンテナターミナルのゲート前渋滞の深刻化といった課題に対するローカル 5G を利用した改善の実証。
  • コンテナターミナルゲートでのコンテナダメージチェックの遠隔化によるゲート前待機列の改善に関する実証
  • RTG※等の遠隔操作を見据えたローカル 5G の有用性に関する実証 (※タイヤ式門型クレーン)
  • 外来トレーラーの車両情報を活用した周辺道路の渋滞状況改善に関する実証
  • 港湾エリアにおけるローカル 5G の有効性の検証
  • 当社の役割
    多くの船や車、人の出入りがあり、遮蔽物となるコンテナも多い港湾という広大な屋外敷地における技術実証には、相応のノウハウが必要となります。
    当社はこれまでに携わった実証実験の経験を基に、当該プロジェクトにおいて以下を実施いたします。
  • 技術実証の計画・設計・実施、報告書作成支援。
  • 周辺に開放地・郊外地が存在する港湾における、水面・コンテナ等 を考慮した電波伝搬モデルの精緻化や、電波反射板によるコンテナ裏等の電波の死角に対するエリア化、同期局と準同期局の共用検討を実施 。
  • 実証期間
    2022年1月18日~3月25日まで

    今後の展開
    当社が提供するローカル 5G の導入コンサルティングおよびシステム構築支援について、このたびの実証実験で更にノウハウを深めると共に、今後は実運用フェーズに入る案件の増加を見据え、円滑な運用を可能にするソフトウェア提供・運用支援等の領域も展開してまいります。

    【エクシオグループ株式会社について】
    エクシオグループ株式会社(代表取締役社長:舩橋哲也)は、1954年設立から一貫して、情報通信インフラ構築の専門技術をコアコンピタンスとして事業活動を続け、情報通信にかかわる全ての設備構築について一貫したサービスを、一元的に、また全国的に提供しています。
    社名である「エクシオ」は、ラテン語で「自らの殻を破り、常に外向きに挑戦する決意」を表しており、事業環境の変化に柔軟に対応するとともに、幅広い事業領域に向け、グループ総力を結集し、トータルソリューションを提供していきます。
    また、お客様の経営課題解決に向け、最適なソリューションを組み合わせて、コンサルティングから開発・構築・保守・運用まで、様々なニーズに合わせたシステムソリューションサービスを提供しています。
    公式 Web サイト:https://www.exeo.co.jp/

    【日本電通株式会社について】
    日本電通株式会社は、1947年電気通信工事会社として生まれ、時代とともにでんわとコンピューターそしてネットワークと成長をつづけ、「人々が安心して生活できる環境づくりに貢献する」を念頭に事業の推進・拡大をしてまいりました。
    NTTビジネスグループ、ITソリューションズグループ、アドバンストテクノロジーグループと3グループで構成され、この度のローカル5Gは、アドバンストテクノロジーグループが携わっています。
    アドバンストテクノロジーグループでは、お客様の事業活動を支えるICTの基盤である情報通信ネットワークサービスを中心にビジネス展開を図り、ICTのネットワークにかかわる末端の設備から、全国をつなぐWideエリアネットワーク、これから益々必要とされるワイヤレスネットワーク、そしてITネットワークセキュリティ、さらに電話やVideo会議/ビジネスChatを含めたコラボレーションの仕組みまで、コミュニケーションをつなぐネットワークをお客様に提供しています。
    そして、長年お客様にリピート頂くコア事業の一つであるコンタクトセンターと、札幌~沖縄までの全国をオンサイト対応する保守統合サービスで、お客様の情報インフラを24時間365日体制で、お客様の手間を削減する各種の運用保守を、一元的に対応しております。
    公式 Web サイト:https://www.ndknet.co.jp/

    大阪・関西万博開催予定地 夢洲でのローカル 5G を活用した実証実験の参画について(PDF164KB)

    本件(広報)に関するお問い合わせ先

    株式会社ネクストジェン 経営企画部

    メールでのお問い合せはこちらからお願いいたします。

    関連情報一覧