News
ニュース & トピックス

ニュースリリース 音声認識&AI関連 2025.04.24

ネクストジェンの提供するキャプチャーソリューション「LA-6000」の接続先を大幅拡大!
〜音声コミュニケーション市場で培った相互接続力をCTIシステムやAIソリューションに活用〜

株式会社ネクストジェン(本社:東京都港区、代表取締役社長 執行役員 CEO:大西 新二)は、当社のソフトウェア「LA-6000」が、CTIシステムやAIソリューションと連携し外部サービスへ音声データをリアルタイムで橋渡しする活用方法が拡大しており、新しい接続先が増えたことを発表いたします。

背景

従来、「通話録音」のニーズは証拠保全など、いざという時に発話内容を確認できるよう「守る」「探す」といった目的で利用されるケースが多くありましたが、近年では生成AIの登場で「企業の応対品質・生産性の向上」や「オペレーターの指導・教育」、「VOC活動」などといった活用ニーズが拡大しています。

当社が提供しているソフトウェア「LA-6000」は、通話録音装置として接続性能に定評があり、日本国内でも高いシェアを誇るコンタクトセンターシステムやPBXに対応しています。これまで官公庁や保険、金融業界など多くの企業や団体に採用されており、最近では、NECプラットフォームズ株式会社が提供する、IP-PBX「UNIVERGE SV9500CT」との連携要望を受け、1,000席以上の大規模収容が可能な連携*を実現いたしました。
また、通話録音装置としての機能に加え、CTIシステムから受け取った情報や、録音した音声データをAIソリューションなどの外部サービスへ橋渡しするキャプチャーソリューションとしての側面も持ち、日々連携先を増やし、接続性を向上させています。

*大規模収容が可能な連携:EMS API(Event Message Service API)での連携となります。

キャプチャーソリューション「LA-6000」の詳細ページはこちら

音声キャプチャー後の連携先となるCTIシステムやAIソリューションを拡大

【CTIシステムとの接続事例】

株式会社コムデザインが提供する、国内トップクラスの採用実績を持つクラウド型コンタクトセンターソリューション「CT-e1/SaaS※1」においては「LA-6000」との接続が承認され、API接続が可能となりました。これにより「LA-6000」で録音した音声データをリアルタイムに「CT-e1/SaaS」に提供できるようになり、タイムラグなく音声認識を実施し、オペレーターの生産性と業務向上に役立てることが可能となります。
関連プレスリリースはこちら

AI市場と音声システムの融合を後押し

AIソリューションを開発・販売する企業では、AI技術を活用して高度なソリューションを提供しており、市場の拡大も期待されています。しかし、これらの技術は電話や音声システムの分野とは異なる領域であるため、AIソリューションをうまく機能させつつ「電話環境から音声ファイルを取得する」ことが難しいといった課題を持つ企業は多くあります。
そこで、さまざまな外部システムとの接続実績の多い「LA-6000」を活用し、音声をキャプチャーしAIソリューションに橋渡しすることで、AIソリューションと音声システムをシームレスに連携させることが可能になります。
当社では「LA-6000」をAI市場でも活躍するソリューションに成長させることを目指してまいります。

【AIソリューションとの接続事例】

NTTテクノクロス株式会社が提供する「FSVM(ForeSight Voice Mining)※2」と「LA-6000」を組み合わせ、リアルタイム音声認識を活かし応対品質を向上させ、顧客満足度を高めるとともに、業務負荷軽減により生産性向上を図ることを実現いたしました。
関連プレスリリースはこちら

LA-6000接続可能ソリューション

AIソリューション

サービス・ソリューション名 提供企業
Enour CallAssistant 株式会社オプテージ
ForeSight Voice Mining NTTテクノクロス株式会社
RECAIUS コンタクトセンタープラス 東芝デジタルソリューションズ株式会社
U-cube cogni 株式会社ネクストジェン
OMNIS 丸紅情報システムズ株式会社

CTIソリューション

サービス・ソリューション名 提供企業
UNIVERGE SV9500CT NECプラットフォームズ株式会社
Cisco Unified Communications Manager(Cisco 統合コミュニケーションマネージャー) シスコシステムズ合同会社
Avaya Aura Avaya
NETTOWER CX-01 株式会社 日立情報通信エンジニアリング
Genesys Cloud CX ジェネシスクラウドサービス株式会社
CT-e1/SaaS 株式会社コムデザイン

今後の展開

当社では20年以上「モノとモノをつなぐ技術」に大きな価値を見出し、音声システムの接続性能や技術の向上に取り組み、接続性能が高いサービス・商材を開発提供しています。
「LA-6000」においては活用ニーズの拡大に伴い、ビジネスの販売計画としては今後3年間で約15億円の売上を目指しています。通信キャリア業界で培った技術力を武器に、CTIシステムなどのコンタクトセンターシステム関連商材はもちろん、さまざまなAIソリューションと連携し、当社の価値の向上につなげてまいります。

用語について

※1「CT-e1/SaaS」とは
「CT-e1/SaaS」は、コムデザインが提供するクラウド型CTIサービスです。低コスト・専用設備不要といったクラウド型サービスのメリットに加えて、機能の網羅性の高さや、導入企業ごとの柔軟なカスタマイズが可能という特長もあり、累計1,745テナント31,000席以上の企業に採用されています。
詳しくはこちら

※2 FSVM(ForeSight Voice Mining)とは
NTTの研究所が独自に開発した音声認識技術や感情分析技術、言語解析技術を活用したNTTテクノクロス株式会社が提供するコールセンターAIプロダクトです。
生成AIの活用により、保険や金融等の業界特化の語彙や、特定組織の固有の言い回し等をリアルタイムで音声認識し、通話内容のテキスト化や要約、内容に応じたマニュアルの自動表示、通話のモニタリングなどにより、オペレーターやスーパーバイザーの応対業務の応対力向上を支援します。日本国内をはじめ、北米(米国・カナダ)、UKでサービス提供しています。 ※導入実績:5万6千席(2024年7月末時点)
詳しくはこちら

ネクストジェンの提供するキャプチャーソリューション「LA-6000」の接続先を大幅拡大!
〜音声コミュニケーション市場で培った相互接続力をCTIシステムやAIソリューションに活用〜 (447KB)

本件に関するお問い合わせ先

株式会社ネクストジェン 管理本部 経営企画部
お問い合わせフォーム



※掲載されている会社名・商品名・サービス名は、原則として各社の商標または登録商標です。

関連情報一覧