NX-B5000

IP電話事業者様間での相互接続時のSIP信号の差分吸収や、多種多様な端末の接続時のSIP信号変換のためのゲートウェイ装置、インターネット電話サービスご提供時のインターネット網と事業者様網でのセキュリティ確保といった、SIPによるIP電話サービスのご提供時に直面する様々な課題を解決するセッションボーダーコントローラー(SBC)ソフトウェアです。SIPシグナリング処理部(SC)とメディア処理部(MC)を分離したアーキテクチャとなっており、必要とされる処理能力に合わせて同一筐体上で構成する1Box構成から、SC部とMC部を別筐体で構成する2Box構成を構成することが可能です。
耐障害性では、SC部ではActive-Standbyでの冗長構成、MC部はN+1(複数のActiveに対して2つのStandby)構成をサポートし、耐障害性と経済性を実現します。ただし、1Box構成の場合はActive-Standby構成のみとなります。

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特長

柔軟な機器(アプリケーション)連携
  • 特別なカスタマイズを必要とせず、多種多様な端末やゲートウェイ、SIPサーバー、アプリケーションとの接続が可能です。
拡張性
  • ユーザー数やトランザクション数の増加に伴う柔軟な設備拡張が可能です。
高速処理
  • Intel DPDK(Data Plane Development Kit)の採用により、ハードウェア製品と同等のパフォーマンスを実現します。
保守・運用性
  • サーバの起動・停止等の保守系オペレーションはGUIにて操作が可能です。
    ※オプションのNX-WPMSが必要になります。
  • GUI操作により、ネットワークSOの投入・変更・削除が可能です。
    ※オプションのNX-WPMSが必要になります。
  • 問題や設備稼働率の分析、システム復旧を支援するシステム (オプション) との組み合わせが可能です。
セキュリティ
  • レイヤ7フィルタ、ドメイン認証、トラフィック制御、トポロジー隠蔽などの機能による自社ネットワークのセキュリティ担保と他ネットワークへの影響を抑止します。
即応性
  • 既設のSIPサーバーや他通信事業者の装置に手を加えることなく、最小の開発コストと期間でサービス提供が可能です。
信頼性
  • 複数の国内通信事業者様の商用網での導入実績や、キャリアグレードの完全冗長化されたシステム構成、サービス全体の継続性を考慮した設計(対向機器が故障により利用できない場合は他機器へのルーティング迂回などの実施)により、高い信頼性を確保しています。

主な機能

機能 機能概要
メッセージフィルタ 指定したメソッドの破棄が可能です。
SIPヘッダーのフィルタ 指定したリストに従い特定ヘッダの透過・削除が可能です。
URI変換 受信したSIPメッセージのSIP-URIの変換が可能です。
REGISTERの中継 受信したREGISTERのC5への中継が可能です。
中継したREGISTERのAoRに対する着信処理が可能です。
INVITE認証代替 407応答終端時にダイジェスト認証を生成して、認証情報付のINVITEを送信することが可能です。
100rel対応 100relに関するパラメーターに対応することが可能です。
セッションタイマー SIPセッションの死活監視が可能です。
リフレッシュ、被リフレッシャーのどちらにも対応することが可能です。
発信者番号通知/非通知の実施 受信メッセージの発信元特定可能情報の通知・非通知の選択が可能です。
リダイレクト 3xx応答受信によるリダイレクト処理が可能です。
VLAN接続 VLANを使用した構成での接続が可能です。
RTPの中継・終端 RTP、RTCPの中継・疑似終端・完全終端が可能です。
トランスコーダ 音声コーデックの変換により異なるコーデック間の接続が可能です。
セキュリティ TLS(SIP)、sRTP(RTP)による暗号通信が可能です。
IPv4・IPv6相互接続 IPv4とIPv6の相互接続が可能です。
通話録音 キャリアグレードの通話録音が可能です。

システム構成例