株式会社ネクストジェン(本社：東京都千代田区、代表取締役社長：大西　新二、以下ネクストジェン) は12月１日より、企業ユースに必要なセキュリティ機能を備えたクラウドストレージサービス「U³（ユーキューブ）」をリリースいたします。

スマートフォンやタブレットの爆発的な普及と、通信環境とクラウドサービスの充実により、いつでも・どこでもデータを共有する環境が整ってきています。さらに今年はBCPのニーズも顕在化し、多くの企業で在宅勤務やテレワークによる事業継続や生産性の向上が至上命題としてうたわれました。一方、新しいデバイスとクラウドサービスの融合は、セキュリティ面とコスト面がネックとなり、導入に踏み切れない企業が多いのも実情です。こうした課題を解決し、さらなる利便性の向上を実現した機能を「U³（ユーキューブ）」は提供いたします。また、「U³（ユーキューブ」はOEMでも提供いたします。ネクストジェンは発売後2年間で2億円の受注を目指します。

「U³（ユーキューブ）」の特徴

１．クラウドストレージとスマートデバイス・PC間でデータの同期を実現
クラウドストレージと各種デバイス間でデータを同期。3G回線やWi-Fiネットワーク経由でクラウドストレージからデータを呼び出せば、アプリケーションを終了するまでデータを活用できます。（アプリケーション終了後は自動的にデータを消去）　シンクライアント方式と違い、高機能化する各種デバイスのCPUパワーを効果的に活用できます。

２．利用後はデバイスにデータを残さずに自動的にワイプ
アプリケーション終了後は、自動的にデバイスからデータを消去。携帯性に優れるが故に紛失しやすい特性を持つスマートデバイスですが、セキュリティを確保した上で利用可能。また、紛失時に個人情報の漏洩に即つながるアドレス帳（電話帳）も、クラウド側にデータがあるため、情報漏えい対策は万全です。

３．管理コンソールでユーザー/アクセス管理が可能
社員のアクセス管理、ライセンス管理及びグループフォルダーの作成が自由自在です。仮にデバイスを紛失したとしても、管理者が管理コンソールからアクセス権限を削除するだけで、情報漏えいのリスクは著しく低下します。一般的なMDM（Mobile Device Management）アプリケーションでは、ネットワークに接続されていることがリモートロックやリモートワイプの条件のため、電波の届かない地下などでデバイスを紛失した場合は制御不能となります。「U³（ユーキューブ）」ではデバイスがどこにあろうと、クラウドストレージの利用権限自体をコントロール（接続・切断）できるので安心です。

４．企業ユースを取り込んだスマートフォンとクラウドストレージサービスの融合：BYODにも最適
アドレス帳はクラウド側にあるため、全社一元管理が可能であるとともに、セキュリティリスクを大幅に低減。また、データもクラウドストレージに保持しているため、業務で利用するデータは各デバイスに残しません。利便性の向上で最近非常に注目されている、BYOD（Bring Your Own Device：私物の業務利用）にも最適です。

５．マルチデバイス対応で高いユーザビリティ
利便性、携帯性に優れたスマートフォン・タブレット（iOS・Android）に対応、PCはWindows版とブラウザ版を提供いたします。
企業で利用されている殆どのプラットフォームをカバーしているため、情報共有ツールとして有効に活用できます。

６．将来的にVoIPアプリケーションとの連動を予定
現状では、企業はスマートフォンを新たなデータ活用デバイスとしてではなく、携帯電話のリプレース用として配布されております。今後「U³（ユーキューブ）」に、ネクストジェンが大手通信事業者に導入実績を持つ様々なVoIP機能を付加し、スマートフォンの利便性と携帯性をフルに活用して生産性の向上とコスト削減を実現いたします。（来年度予定）